マンネングサ ― 2010年01月02日 20:27
冬のツルマンネングサ
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
庭の片隅でツルマンネングサがロゼット状の葉を広げていました。必要最小限の姿で冬を越して春の訪れを待っているのです。ツルマンネングサは年を重ねるたびに勢力範囲を広げて、毎年5月になると素晴らしい黄色いじゅうたんを作ります。
今年もよろしくお願い申し上げます。
庭の片隅でツルマンネングサがロゼット状の葉を広げていました。必要最小限の姿で冬を越して春の訪れを待っているのです。ツルマンネングサは年を重ねるたびに勢力範囲を広げて、毎年5月になると素晴らしい黄色いじゅうたんを作ります。
時には雑草扱いされるマンネングサ(万年草)は抜き捨てても長い間生き抜く生命力を備えている植物です。センリョウやマンリョウのような実物の価値はなくとも、長命のシンボルとしてのマンネングサを育ててみませんか。
ベンケイソウ科に属するマンネングサは乾燥に強く肥料もほとんど必要ではありません。耐陰性もあるのでグランドカバーとしての役割は備えていると思いますが、茎は柔らかく踏みつけにはそう強くないと思われます。
昨年の開花(2009年5月30日)
実生のセンリョウ ― 2010年01月03日 19:06
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一度も花が咲かないセンリョウ
2005年3月に蒔いた種が発芽して大きく育っていますが、植え場所の日当たりが悪いせいか一度も花が咲きません。したがって実ができないのでお正月に使うことができませんでした。
昨年の暮れにセンリョウの実付き切花を買ってきましたので、正月飾りの役目が終わったら5年ぶりに種を蒔いてみるつもりです。そこで、この株は幾分日当たりの良い場所へ移動することにしました。移植は適期の5月頃を考えています。
乙女椿と椿人形 ― 2010年01月04日 21:02
乙女椿 (オトメツバキ)が咲き始めました
昨年の初夏におもいきり枝を透かしてボリュームを半分くらいに整理したせいか、蕾の数が例年と比較してめっきり減ってしまいました。
例年なら早い年で11月から、遅い年でも12月には開花するこの椿は乙女椿の血を引いているのでしょう。花弁が全開になっても花弁が幾重にも重なってシベの姿を見ることができません。花芯を見せない姿を乙女になぞらえたのか、思わず納得するようなネーミングです。
数年前につくった椿人形の画像がありましたので、レタッチソフトで顔を書いてみました。マジックペンで手書きするのもおもしろく、花を利用した昔ながらの楽しい遊びです。寒が明けてひな祭りが近くなった頃が花数も増えて作りやすくなります。
セロジネの花芽 2 ― 2010年01月05日 22:28
ヘリコニア・ロストラタ ― 2010年01月06日 22:58
シンガポールにて
シンガポールの公園を訪れた際に撮ったヘリコニア・ロストラタです。オウムのクチバシのように見えるのは私だけではないでしょう。英名では Lobster claw というらしいので、直訳するとロブスターの鉤(かぎ)爪ですから蕾の形から名づけられたのだと思います。
花がとても大きいので花茎全体が重くなるせいか下垂して咲きます。小型のヘリコニアでは花茎が直立したまま開花する種類が多く花も小形なので一見すると同じ種類の植物とは思えません。
オレンジと黄色に映るのは花弁ではなく苞(ほう)といい、葉が変化したものでに本当の花は苞の中にあります。バナナや芭蕉の仲間で中南米原産の大型になる植物です。このような花を自宅で育てることは夢の中の夢です。
今日は久々にわが家から遠く離れた場所にある花を紹介させていただきました。
(シンガポール国立ラン園にて 撮影:2005年7月)
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