センリョウの果実2010年11月01日 17:23


センリョウの果実

初めての実が赤く色づいてきました

今年が初めての開花年で待望の赤い実をつけています。まだくすんだような色をしていますが、実が熟すと共により赤くなっていくと思います。5年前の春に種を蒔いて育てたセンリョウです。Sarcandra glabra

なかなか花が咲かないので今年の初めには移植を考えていたのですが、近くに植えてあったヤブランの大株を掘り上げて半分に縮小してから堆肥を入れて植え戻したところ、通風がよくなったり環境が変わったせいなのか、となりのセンリョウが初めて開花したのです。

アルストロメリア秋の開花2010年11月02日 18:28


アルストロメリア「ブティック」

休眠しなかったアルストロメリアに花が咲きました

真夏には休眠するアルストロメリアですが、この「ブティック」だけは夏でも葉を落とさずにいました。植替えのタイミングをうかがっているうちに9月末頃には新芽が顔を出して、茎がどんどん伸びて蕾がついたと思ったら先週から花が咲き始めました。
Alstroemeria sp

この花で秋の開花はお仕舞いになると思います。葉数が多いので冬越しが順調なら来春の開花は早く訪れることでしょう。

アルストロメリア「ブティック」

ぬばたま2010年11月03日 20:28


「ぬばたま」はヒオウギの種子のこと

「ぬばたま」はヒオウギの種子のこと

ヒオウギの果実が少しだけ割れて中の種子が見えていました。もっと中が見たくなって手で開いてみたら、大きな種が3粒だけ入っていました。種から育てたヒオウギが初めての子孫を残したのです。軽く触ると採れたのでさっそく3粒とも株元に埋め込んでおきました。Belamcanda chinensis

8月27日に開花した花は野草らしからぬ派手な姿でした。

ヒオウギの花

「ぬばたまの」は黒や夜などにかかる枕詞です。画像では表現できていませんが、黒く光る種子は印象が深いので古人も特異な色だと思ったのでしょうか。

みせばや2010年11月04日 19:02


ミセバヤの花

「みせばや」とは「見せたい」の古語

ヨッシィさんからいただいたミセバヤの花が咲きました。ピンク色のとても可愛い花です。「みせばや」と名づけた古人はこの花の美しさを独り占めしたくなかったのでしょう。

草丈が10cmあるかないかの小さな株で、他の多肉植物などと寄せ植えにしてあまり手間を掛けませんでしたから育てるのは簡単でした。

耐寒性があるので当地(北陸)でも戸外での越冬が可能のようですが、サンルームに取り込んで冬を迎えるつもりです。Sedum sieboldii

ツワブキの花2010年11月05日 23:03


ツワブキの花

日陰に咲いた黄色い花が目に飛び込んできました

月が変わる頃に咲き始めたたツワブキの花が満開を迎えています。植え場所がゲッケイジュの木陰なので日当たりはよくありませんが、日陰に耐えるツワブキにとっては居心地がよいのでしょう。とてもきれいに咲いてくれました。
Farfugium japonicum

ツワブキの花

アサリナの花2010年11月06日 20:24


アサリナの花

ピンクの花がとてもきれいです

夏の頃は白っぽく咲いていたアサリナが気温の低下と共に花色が濃くなってきました。しっかりと色がのっているこの色が一番のお気に入りです。
Asarina scandens

ピンクのアサリナは今年初めて種を蒔いて育てたので咲き初めが8月でした。冬越しをうまくやれば来年は春から花を楽しむことができそうなのでチャレンジしてみようと思います。

ニンジンの鉢2010年11月07日 23:04


ニンジンの鉢

「時なし五寸」という品種のニンジンです

キアゲハの幼虫の食草にする目的で栽培していましたが、キアゲハがやってきたのはのこのニンジンではなく、やはり同じ頃に種を蒔いて育てたパセリの一鉢でした。Daucus carota

5号鉢に2株。仲良く育って立派なニンジンができました。今年はもうキアゲハが来ることはありませんから、このまま冬を越して開花・採取まで頑張ってもらう予定です。片方のニンジンが害虫に食べられて変形しています。まだ生長点は無事なので新葉は出ていますが、このまま無事に冬越しできるか少し心配しています。