バイカオウレンの花2011年03月01日 23:09


バイカオウレンの花

昨年からポツリポツリと咲いているバイカオウレン

花数は多くありませんが12月から咲き続けているバイカオウレンの花です。驚くことに花弁のように見えるのは萼片(がくへん)で、本当の花は黄色いオシベのような形をしています。植物はさまざまな姿を私に見せてくれます。キンポウゲ科の常緑多年草。Coptis quinquefolia

バイカオウレンの花

花を裏側から見ると白い萼片以外に萼らしき物が見えないことがわかります。

バイカオウレンの花

バイモの生育2011年03月02日 20:47


順調に生育しているようです

植え替えたバイモが順調に葉を広げています

バイモの鉢にホトトギスが根づいてしまったので、昨年の11月にやむなく球根を植え替えました。根が出ていた球根を無理に植え替えたので生育に支障があると思いましたが、問題なく生長して葉を展開しているようです。
Fritillaria verticillata

昨年の開花は3月末でしたので。開花まであと1ヶ月ほどの辛抱です。昨年以上にきれいに咲いて欲しいと思います。

昨年11月に掘り上げた球根とホトトギス(2010年11月)

バイモの球根とホトトギス

目覚めたコスミレ2011年03月03日 20:33


目覚めたコスミレ

目覚めたばかりのコスミレに雪のプレゼントです

朝起きて外を見たら一面の銀世界でした。コスミレの新芽が動き始めたと思っていたら真冬の寒さに逆戻りしましたね。Viola japonica

画像のスミレは距や側弁の特徴から白花のコスミレだろうと思っています。スミレに詳しくないので別の種類かもしれませんが、純白の花がとても魅力的です。あと1ヶ月ほどで他のスミレたちと同じように短い開花期を迎える予定です。

昨年(2010年)の開花は4月5日でした。

白花のコスミレ(たぶん)

芽が出たブルーベル2011年03月04日 19:12


ベルーベル(ヒヤシントイデス)の芽が出てきました

先月末頃からベルーベル(ヒヤシントイデス)の芽が出てきました

昨年の6月頃(たぶん)に花が咲き終わった球根を土と一緒に掘り上げていただきました。花の姿は一度も見ていませんから開花が待ち遠しく感じられます。 Hyacinthoides sp

近年シラー属からエンディミオン属を経てヒヤシントイデス属に変わったようです。素人目にもシラー・ペルビアナと同属にするには違和感があると思いました。ヒヤシントイデスは3種類ほどが市場に出回っているそうなので、品種がはっきりするのは花が咲いてからになると思います。

クリスマスローズはまだ蕾2011年03月05日 15:51


クリスマスローズの蕾

例年よりもクリスマスローズの開花が遅れているように感じます

最初の画像は一番早く咲きそうなクリスマスローズの蕾で、2枚目が平均的な蕾の姿でしょうか。クリスマスローズが咲きそろうまであと2週間はたっぷりかかりそうな気配です。Helleborus

クリスマスローズ・オリエンタリス

有茎種のリビダスも蕾が膨らんできました。

有茎種のリビダスも蕾が膨らんできました

セイヨウセツブンソウ2011年03月06日 21:43


セイヨウセツブンソウ

3月に入ってから黄色い小さな花が咲き始めようとしています

ムスカリの間から顔を出したセイヨウセツブンソウは、春の陽を求めて咲く準備ができたようです。しかし、2枚の画像は同じ日に撮ったものですが、陽ざしが弱く花が全開することはありませんでした。Eranthis cilicica

セイヨウセツブンソウ

フクジュソウを小さくしたようなその姿はとてもかわいらしく見えます。花弁(本当は萼片です)を全開にしても2cmに届かない姿は、スプリング・エフェメラルとしてわが家の庭に定着しそうな気がします。

スプリング・エフェメラルは春を告げるために早春に現れる妖精で、役目を終えると消えてしまいます。ヨーロッパでは開花期の短い早春の花たちをそう呼んでいます。

痛々しいガウラ2011年03月07日 23:50


ガウラの葉が痛々しいほどのダメージを受けていました

もうすぐ冬が終わろうとしていますが、ガウラ(ハクチョウソウ)の葉が痛々しいほどのダメージを受けていました

寒さに強いガウラのことですから、葉が痛んでいても春からの生育には全く影響を受けないと思ってます。今年も昨年のように白い花を長期間咲かせてくれることでしょう。Gaura lindheimeri

昨年はガウラの種がたくさん採れましたので、欲しい方はコメントで連絡をしてください。近日中に株分けをするのでこちらも希望があれば連絡を。

昨年の花姿はこちら(2010年6月7日)