トックリバチの巣2013年08月28日 23:40


トックリバチの巣

いつの間にか立派な巣ができていました

尺取虫を抱えたハチがプラスチックケースの中に入る姿を見たのは昨日のことでした。今日になってケースの中を覗いたらトックリ型の巣が完成していました。巣の大きさは2cm弱で1枚目の画像は上からの撮影、2枚目は正面から。

巣の入り口は塞がれているので全ての作業は終わっており、親ハチが再びやってくることはないでしょう。

そういえば何も知らずに近くで作業をしていた昨日・一昨日は親ハチが攻撃的になっていたので、巣に近づくなと威嚇していたのかもしれません。

トックリバチの巣

フェンネルと食物連鎖2013年08月25日 22:03


フェンネルにすむ虫たち

フェンネルが食べられてすごいことになっていました

雨が上がったのでフェンネルの様子を見に行ったら、キアゲハの幼虫が10匹以上もいてびっくりしました。大きさはバラバラで終齢幼虫や蛹もいましたからだいぶ前からフェンネル(Foeniculum vulgare)にいた様子です。注意力が足りませんでした。

画像の最上部にはハラビロカマキリがいて幼虫たちをうかがっています。アシナガバチなども寄ってきているので幼虫たちにとっては試練が多いように思いました。カマキリも鳥に食べられることがあるので安心してはいられませんが・・・・・

ヒメイワダレソウ2013年08月15日 22:20


ヒメイワダレソウとヤマトシジミ

ヤマトシジミとヒメイワダレソウの花

最近あちこちでヒメイワダレソウを目にするようになりました。グランドカバーに利用されることも多く、草丈が低く丈夫で放任してもよく育ちます。クマツヅラ科の多年草。
Lippia repens

外側の花から中心に向かって咲き進むので、下の花から順に上に向かって咲いているように見えます。

ヒメイワダレソウ

アオバハゴロモ2013年08月08日 23:24


アオバハゴロモ

今年は特に発生数が多いようです

団体でとまっているのはイチジクの若い枝で柔らかく吸汁しやすいのでしょう。個体数が増えるとこのように群れているアオバハゴロモ(Geisha distinctissima)をよく目にします。

アオバハゴロモはヨコバイやウンカの仲間で、学名のGeishaは芸者のことだそうです。命名のいきさつなど興味深い話がありそうです。

ムシヒキアブ2013年07月18日 23:14


ムシヒキアブ(トラフムシヒキ?)

わが家にもムシヒキアブが時々やってきます

体長は2.5-3cmほどで最初はシオヤアブかと思いましたが腹部の形が違うようです。調べたところではムシヒキアブ科のトラフムシヒキが一番近いようですが確信はありません。

ムシヒキアブは自分より大きなトンボやハチなどを餌にするそうなので、それらを捕食している姿をぜひ見せて欲しいと願っています。

ギボウシ(ホスタ)開花2013年07月08日 23:30


ギボウシ(ホスタ)開花

薄紫色の花が咲き始めました

すらりと花茎が伸びてこいのぼりのように蕾をつけて下のほうから一花ずつ開花します。花の寿命はとても短くて1日だけです。もともと花よりも斑入りの葉を観賞する目的の植物ですから花の観賞価値が低いのかもしれません。このギボウシは新芽が白い「ホワイトフェザー」という品種です。ユリ科の多年草。Hosta 'White Feather'

下の画像で花茎に付着している白い綿のようなものはアオバハゴロモの幼虫だろうと思います。触るとぴょんと飛び跳ねて移動します。吸汁害虫ですが実害が少ないので躍起になって駆除することはありません。

ギボウシ(ホスタ)の花茎にアオバハゴロモ

ちびっこハンター2013年06月20日 23:46


生まれて間もないカマキリ

最近庭のあちこちで目にする生まれたてのカマキリ

例年になく数が多いけれど成虫になるには多く試練が待っていることでしょう。今のところはアブラムシなどが簡単に手に入るので食べ物に困らないと思いますが、大きくなって食事量が増えたら大変だろうと気になります。

先日卵鞘から生まれ出てくるカマキリを目撃しました。

卵鞘から生まれ出てくるカマキリ