羽化したアケビコノハ2011年10月25日 22:14


羽化したアケビコノハ

昨日羽化したアケビコノハが壁にとまっています

昨日の夜、家人が階段室で変な声を上げているので、わけをきくと踊り場の照明に変な蝶がいるとのこと。そういえば今月初旬にアケビコノハの蛹を見つけたので容器に入れて下駄箱の上に置いたままだったのを思い出しました。フタをしなかったので飛び立ったのでしょう。

羽化したアケビコノハの蛹

アケビコノハには一晩階段室で泊まってもらい、ブログ用の写真を撮った後で外に放してあげました。残った繭や蛹の残骸を調べてみると、綴った葉は食草のアケビではなくハクモクレンのようです。絹のような手触りの繭は薄いので葉を綴る接着剤の役割以外は考えられないと思います。

羽化したアケビコノハの蛹

成虫が脱出した後なので繭はラッパ状になっています。元(尾)のほうは蛹と繭とがしっかりくっ付いており、少々の力で引っ張ったくらいでは離れませんでした。