アリとミズヒキの花 ― 2008年08月30日 22:14
ミズヒキを一匹のアリが訪れていました
アリの体長との比較ででミズヒキの花の大きさがわかるかと思います。この花は上から見下ろせば赤色に見え、下のほうから見上げれば白色に見えることから、紅白の水引に例えてつけられた名前だと言われています。
植物の和名には名づけた人の知識や経験が反映されていると思いますが、その名前には「イヌノフグリ」や「ヘクソカズラ」など首を傾げたくなる名前も多く「声に出して言いたくない和名」のランクがあれば間違いなくトップテン入りでしょう。ところがこのミズヒキの和名には日本の歴史と小さな野草に対する日本人の感性を反映したとてもよい名前だと思います。
アリが一所懸命にミズヒキの花を訪れるのは、そこに何か美味しいものでもあるのでしょうか。ミズヒキの花序を忙しく移動するアリと会話ができたらその理由は簡単にわかるのに。
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